2006年03月25日

# 118 SUNDAE AMERICAN RESTAURANT [恵比寿]



 久々の東京なのである。イヤ別に、転勤していたわけではない。



 【sun-dae】…アイスクリームの上にチョコレート、フルーツ、シロップをかけたデザート、あのサンデーのこと。そんなポップでスウィートな店名の響きとはやや裏腹に、通りから一段下がった半地下の店内はビターな大人の気配に満ちている。シックな黒いシートに白いタイル貼りのテーブル、白い壁・天井にウッディなカウンターとキャビネット。ファンがユラユラと回る、この薄ぼんやりとした黄色い暗がりの中、イーグルスの「ラスト・リゾート」なんか流れた日にゃ〜もぉ〜っ!!どこかウェストコーストの憂いと影を帯びたような、そのクセぶりにしびれる。



 ハンバーガー(綴り:Ham burger)\950、メニューには書いてないけどチーズのトッピング\100。よく焼けた白いバンズはオモテに白ゴマいっぱい。ゆるいソー、トッピングのチー、パティ、トマ、生のオニ、レタ、下バンにはガーリックバター。メニューにはあとマヨネーズ、BBQソースと書いてあるのだけれど…確認出来ず(きっと私がボンクラなだけだろう)。上バンは裏もよく焦げ、同じくよく焼けたゴマとともになかなか香ばしい。美しく畳まれたレタスは歯応え爽快!パティに派手さはないものの、渋めの味をきっちり利かせて安定した存在感。あとはトマト系のゆる〜いソースがガーリックバターと出会って、まるでイーグルスの「言い出せなくて(I Can't Tell You Why)」のエレピのような、ゆる〜い、甘だる〜い雰囲気をたゆたわせている…って書いても何のことだかさっぱり解らないよネ?最近ハンバーガーについて書いてんだか音楽について書いてんだか、自分でもよく解らぬ境界に突入気味―まぁむしろそれぐらいで丁度?決して派手ではないが、お店の色を見事に身に纏ったバーガー。付け合せはピクルスにフレンチフライ。おともは毎度のキューバリブレ\650。



 なによりあの落とし目のライティングがツボ。少し疲れたとき、テーブルに頬杖付きながら、何か取り返しのつかない思い出を手のひらの上にひとつ取り出して、思い返している―そんな自分を嘲りつつ、でも独りいつまでも思い返してしまう―そんなコトするのにちょうどよい、気だる〜い空気が漂ってくる―そんなお店…なぁんて言ったらお店の人に怒られるか。イヤイヤ!どーぞ大人数で盛り上がっていただきたい、そんなお店…なんだけど、そこはさすが恵比寿、どこか一枚オトナのフィルターのかかった、落ち着きと余裕の漂う雰囲気が魅力。そう、そう言えば名代のサンデー食べなかったな…イヤイヤ、あんな強烈なモン、まして夜になんか食べたら太るからぜったいにダメェー!!…なぁんて言ったらまたお店の人に怒られるか。昨年オープン。


2006.3.25 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 12:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 帝都編◆都東 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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