お噂はかねがね――という感じだったんだが、ついに足を踏み入れた。今回行った元祖ハードロックカフェ東京・六本木を筆頭にいまや国内7店舗、そして近年なぜだかJR上野駅構内にも出店して、そういった意味では元祖の有り難味は徐々に薄れつつあるのだろうか。オープン'83年7月……まあそんなモンかな? (ってそんなニュース、私の記憶にはもちろんナイのだけれど)――全然知らなかったのだが、ハードロックカフェそのものの第1号店が出来たのは'71年6月、場所はロンドンなのだそうである(作ったのはメリケン人)。
思うにハードロックカフェに'71年の雰囲気はない。あるのはもう少し後、70年代後半の良質なアメリカンロックと、80年代を飾った文字通りハードロックなサウンドのテイストであろう……とコノ店に関しては音楽ネタならいくらでも語れてしまうのだけれど、ココはハンバーガーについて紹介する場なワケで、なのでそっちに話を絞りますか…………ってこの際ハッキリ言っちゃうけど、正直言って食べ物なんてどーでも良かったワケよ! だってチーズバーガー¥1,680だよ!! おかわり自由のソフトドリンク¥420と合わせて、それだけで2,000円超えちまう!
でも本題。上下2つに分かれたバーガーは、上パーツの方にハードロックカフェの旗が刺さっている。パティは180g!! ――このハンバーガー"隧"道における過去最大かも知れない。180gまでゆくと、さすがに横の大きさだけでは稼げなくなってくるようで、タテの厚さというか高さが半端でない。こりゃ火通すのはさぞ大変だろ……とつい思う。
あらためて画像で見るとオニオンが美味しそう。いや実際美味しかった。トマトも相当な分厚さだ。これまた美味しそ〜に溶け出しているチーズはもちろんチェダー(5種類のチーズから選べます)。ケチャップ&マスタードは例によってテーブルに置いてあり、バーガーの中には入っていない。まぁ典型でしょう。
パティともどもバンズもしっかり焼かれており、お味はまぁ普通だったのだけど、いかんせんお値段が……フレンチフライが添えられたプレートに乗ってサーヴされる典型的アチラ流ハンバーガーは、他所なら大概1,000円強で収まっていると言うのに、コノ店の値段はベラボウ。そりゃネーゼミラネーゼ……と思って見回してみると、一杯1,000円するアルコールドリンクを頼んでいる人はほとんど居らず、みなさんソフトドリンクで健康的にお茶を濁していた。まぁ日中だったしね……。
もちろんBGM最高! まぁ多少なりともロックやアメリカンカルチャーに興味のある人でないと、この値段は承服理解できないと思う。音楽をはじめ、店全体の雰囲気を楽しみつつ食事するor酒を飲む場所である。今回たまたまスティーヴィー・ニックスの帽子とミック・フリートウッドのハイタムが飾ってある席の近くに座ったのだが、正直ソレらを見られただけでもある種の満足は覚えたものだ。
それにしても世界のスーパースターたちの記念品がも〜スゴイのヨー! ホントに。噂には聞いてましたが……って感じでその量と価値には圧倒されまくったので、チーズバーガーの¥1,680は、マ、一部拝観料ということで……。
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【二ッ目!】 Hard Rock CAFE のレジェンダリー バーガー
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僕は姉さん目当てで通っていますけれどね
コメントありがとうございます。
これでかなり満足して帰ったのですよ。
他店と同じような内容のバーガーを出していて、かつ他店より割高であるとしたなら、それはきっと何らか「付加価値」に対して払っている代価だろうと考えたワケです。「何らか付加価値」というと…紛れもなくファン垂涎モノの記念品の数々でしょう!ハードロックカフェには確かに他店には無い、ある種の「ステイタス」がありますよネ。その辺にはすごくホレてます。
ブランドのステイタスを感じさせますね