2018年02月: ハンバーガーストリート　（ブログ版）

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2018年02月28日

# Bigmamacafe [横浜・北山田] のダブルチーズ＆チーズバーガー

　先月1月25日でめでたく20周年を迎えた横浜は港北ニュータウン・北山田のBigmamacafe(ビッグママカフェ、BMC)にて、2月28日まで特別価格で提供していたダブルチーズ＆チーズバーガー￥1,470(税込￥1,588、通常￥1,912)を。

　豪州牛のブロック肉を店で挽いた125gパティが「ダブル」、つまり「2枚」入って250g。チーズもダブル。パティに「ねっちょり」絡み付き「一体」となってジューシーで「粘った」おいしさを発揮している。

　ハンバーガーのパティには「2枚重ねる」ことで初めて現れる肉のおいしさがある。マクドナルドの「ダブルチーズバーガー」が顕著で、1枚の時にはわからなかった100％ビーフの「やわらか」なおいしさを、2枚にして初めて知ることが出来るのだ。このBMCのダブチーもそのパターンで、今まで1枚の時には感じたことのない「ソフトでジューシー」なビーフの味わいが堪能出来る。

　塩コショウはガッツリ強め。オニオンは輪切りの生。塩味と辛味がビシビシ利いてくる。お酒の店のバーガーらしい刺激的な一品。

§　§

　なおこのバーガー、これまでメニューには載っていなかった。もちろんトッピングで作ることは出来たが、ダブルチーズ＆チーズバーガーという商品名で載ったのは今度の20周年がきっかけである。他にも「ベーコンエッグ＆チーズバーガー」「アボカドチーズバーガー」「チリチーズバーガー」の計4品の"チーズバーガー"が仲間入り。つまり、21年目のBMCはチーズ攻勢ということで！

― shop data ―
所在地: 神奈川県横浜市都筑区北山田2-4-20　ヴァンクレールⅡ1F
　　　横浜市営地下鉄グリーンライン北山田駅歩2分　地図
TEL: 045-592-3331
URL: http://www.bigmamacafe.yokohama/
オープン: 1998年1月25日
* 営業時間*
~~ランチ: 火木土日のみ 11:30～15:00(LO14:30)~~
現在ディナーのみ: 19:00～26:00(LO25:30)
定休日: 月曜日(要確認)

2018.2.28 Y.M

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2018年02月27日

# Carl's Jr. のホイップドアイスクリームシェイクストロベリー

　この日はカールスジュニア(Carl's Jr.)秋葉原レストランにて、移動途中にちょっと休憩、ホイップドアイスクリームシェイクのストロベリー￥486(税抜￥450)を。

　"Hand-Scooped"とある通り、1杯ずつアイスクリームをすくって「手作り」している。バニラアイスにストロベリーソース、牛乳、氷をブレンド。その上にホイップクリームがたっぷり。このクリームのおかげで口当たりが何ともなめらかになっている。随所に氷の粒がザクザク。イチゴ味はよくある薬品的な感じでなく、自然な酸味が微か。スムースに体の中に入る、なめらかなシェイク。他チェーンと比べるとちょっと贅沢な一杯。なかなか良質。

　そして店内にこんな投票箱が――さすが秋葉原。

― shop data ―
●秋葉原店
所在地: 東京都千代田区外神田4-4-3
　　　東京メトロ銀座線末広町駅歩2分、秋葉原駅歩5分　地図
TEL: 03-3525-4690
URL: http://www.carlsjr.jp/
オープン: 2016年3月4日
営業時間: 9:00～22:00(LO21:30)
定休日: 無休(要確認)

2018.2.27 Y.M

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2018年02月26日

# Burgers Cafe I-FIVE [埼玉・南浦和] のアボカドチーズバーガー

　16年11月に与野から南浦和へ移転したBurgers Cafe I-FIVE(バーガーズカフェアイファイブ)。6席ほどの小さな店内から、30数席のカフェに大変身。メニューもバーガー25品、サンド3品、ドッグ4品に加え、ステーキやガーリックシュリンプ、ランチにはライスプレートも出す「イートイン」重視の構成に変化した。駅歩8、9分の静かな住宅街の中、どんな店になってゆくのだろうか。

　久しぶりの今日はアボカドチーズバーガー￥1,231――。

　パティは相変わらずの店の自家挽き。以前はオージーだったが、今はUSのアンガス。ブロック肉を切り出して6.4mmの中挽きに挽いた肉と賽の目にカットした角切り肉、さらに黒毛和牛の牛脂を加えたサイズ100g(以前は113g)。バンズは変わらず「アダマ(現サンフレッセ)」のバンズ。そのムッチリ重めな生地を、岡田さんは上に「重し」を乗せながらしっかり焼き込み、カリッとサックサクの焼き加減。完璧にバンズを使いこなしている。

　パティは角切り肉に弾力あり、みしみしと噛ませる食感。パティの下にグリルドオニオン。透ける程度にグリルしたものが輪切りでなく「オニオングラタンスープ」のような、細長くほぐれた状態でパティの下に敷いてあり、これがサクサクしておいしい。クラウン(上バンズ)の下にマヨネーズ、レタスの下にもマヨネーズ、パティの下にケチャップとマスタード。ちょっと味が多い。でもおいしい。パティにも独特な味付けが施されているので味が多い。華やかな衣装をまとったような、にぎやかなバーガー。

§　§

　おいしい。前回訪ねた6年前とは比べ物にならないくらいおいしくなっている。さすが今年で8年目の実力！「URaWA BASE」と並び、浦和を代表するハンバーガーショップのひとつ！

→ # 270 Burgers Cafe I-FIVE [埼玉・与野本町]

― shop data ―
所在地: ~~埼玉県さいたま市中央区下落合7-5-6~~
　　　埼玉県さいたま市南区文蔵2-29-25
　　　JR京浜東北線・武蔵野線南浦和駅歩9分　地図
TEL: 048-789-6661
URL: http://ifive.weebly.com/
オープン: 2010年6月12日
* 営業時間 *
月～金: 11:30～15:00, 17:00～22:00
土曜日: 11:30～22:00
日・祝: 11:30～21:00
定休日: 木曜日(要確認)

2018.2.26 Y.M

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2018年02月25日

# モスバーガーのマルデピザ

　この前の続き――。不調を伝えるニュース記事を見て、興味を持って行ってみたモスバーガーにて、さらに「これも面白そう」と食べてみたのがこちら、2月6日発売の期間限定マルデピザ￥450。リリースこちら。マルゲリータをハンバーガーで表現した商品。

　「ふるん」とくちびるに触れるバンズの触感にまず驚いた。よくある白パン系の目の詰まった感じでなく、これは中華まん系。そこへハーブの饐(す)えたような独特の匂いがぷんと香ばしく鼻に抜け、喉の奥へ飛び込んでくる。緑はバジルソース。赤のピザソースはミートソース同様やはり甘め。焼きトマトの酸味がみずみずしくそこへ重なる。パティは脂多く、甘い食べ口。上にオニオンスライス、ベビーリーフ、パルメザンチーズ。くどさ、しつこさ、油っ濃さなし。香りのよさと味のよさで口中を楽しませる一品。

§　§

　でもこれ、バンズはピザ生地ではないのね。素敵な白バンズではあったけれども、もっとピザ生地風で通して欲しかったな――とは思った次第。そこがぜひ欲しい「もう一声」だが、でも食べていてちょっと楽しくなる一品ではあった。遊び心よし。

2018.2.25 Y.M

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2018年02月24日

# GREAT ESCAPE [埼玉・大宮] のハラペーニョチーズバーガー

　昨日開幕した2018 明治安田生命Jリーグ。J2に降格した大宮アルディージャの捲土重来、今季の大事な初戦やいかに……ということで埼玉・大宮GREAT ESCAPE(グレイトエスケイプ)にて、私のグレスケ今季初戦はハラペーニョチーズバーガー￥1,296。

　チーズはペッパージャック。ジャックチーズに胡椒(ペッパー)ほか香辛料を加えたチーズで、さらにハラペーニョが加わり「辛いものに辛いもの」の組み合わせになっている。甘めのバンズとグリルした甘いオニオンを擁するグレスケのバーガーに、このトッピングは非常によく合う。

　久喜「パントピア」製のバンズはぶかっと大きめ100g。「もむっ」と丸まる食べ口。その生地の強い甘味をハラペーニョの辛味がいい具合に相殺して、バーガー全体によい締まりを与えている。マスタードが底で「じんっ」と苦味を利かせ、ジャックチーズの辛味も地味にじわじわボディに利いてくる。今日のパティは焼き方やや強め。部位指定の豪州牛使用、角切り肉と挽肉を混ぜた110g。クラウン(上バンズ)の裏にタルタルソース。

§　§

　いつも甘めなバーガーだけに、これぐらい刺激があるとバーガー全体に鋭いシャープな輪郭が出て非常によい。強くおすすめする。ぜひ大宮アルディージャもピリリと締まった戦いぶりで、J1返り咲きを狙って欲しい――さぁピリッと締まって行こう！

→ 【ハンバーガー帝国のヒミツ】 GREAT ESCAPE [埼玉・大宮] の1954→バーガー
 # GREAT ESCAPE [埼玉・大宮] のポテサラチーズバーガー
 # GREAT ESCAPE [埼玉・大宮] のチーズバーガー
 # 361 GREAT ESCAPE [埼玉・大宮]

― shop data ―
所在地: 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-389　第17松ビル1F
　　　JR・東武鉄道・埼玉新都市交通大宮駅西口歩6分　地図
TEL: 048-729-5487
URL: https://www.facebook.com/GREATESCAPE038
オープン: 2014年12月15日
* 営業時間 *
平　日: 11:00～15:30(LO15:00), 17:00～22:30(LO22:00)
土日祝: 11:00～22:30(LO22:00)
定休日: 火曜日(※要確認)

2018.2.24 Y.M

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2018年02月23日

# THE BURGER STAND [王子神谷] のチーズバーガー TOPPING キーマカレー、チーズソース

　昨年「学研ゲットナビウェブ」でも紹介した東京都北区は北本通り(きたほんどおり)沿い、王子神谷駅と志茂駅の中間辺りの町外れ、THE BURGER STAND(ザ・バーガースタンド)がなんと3月いっぱいで閉店するという……行かないと。行かねば。

　食べたのはチーズバーガー￥950にこの日たまたまあったキーマカレー￥200とチーズソース￥50をトッピングした￥1,200。これを白バンズで。

　白・黒2色あるバンズは朝5時から起きて作るバースタ自家製。パティは部位指定の豪州牛・細挽き100g。さらに最近プラス80円で頼める「粗挽きパティ」も登場した。

　作るところを見ていると、パティをなかなか焼かない。まずオニオンから鉄板に並べる。次にバンズ。まだ焼かない。「一体いつ焼くんだ？」と思うぐらいの最後の最後になって、いよいよパティを焼き始める。そして生野菜もすべて鉄板の上でドレス(積み上げ)する。今日のバーガーはパティの上にチェダーチーズのスライス、その上にキーマカレー、さらにチーズソースを絞って、パティの下には野菜とオーロラソース(白バンズの際のソース)。

　パリッと硬いヒール(下バンズ)の食感に続いて、間髪入れずにキーマのバチッと濃い味。そしてチーズソースのやわらかさ。だが、このバーガー最大のおいしさはバーガーの外側でも表面でもなく内側、「中心部」に潜んでいる。やわらかくほぐれるパティと、パティの出汁を吸いながら時間をかけてじっくり焼き上げられた「オニオン」が放つ堪らぬ旨味とが混ざり合い、何だか理由(わけ)もなくおいしい。断然「真ん中」がおいしい。

　バーガー袋の底に残った汁がキーマと混ざり、これまた濃厚。いろいろ混ざって味わいにぎやか。平日のバーガーとは違う、特別な日に食べるちょっとスペシャルなバーガー。

§　§

　3月で閉店する旨を発表した店主山田さん――とすると、営業は残すところ30日余り。あのバーガー「真ん中のおいしさ」を味わうには、30日のうちにまた行くよりほかない。北区の町外れまで――すぐにも行かねば。

→ # THE BURGER STAND [王子神谷] のコールスローサラダ
 # THE BURGER STAND [王子神谷] のデラックスバーガー
 # 367 THE BURGER STAND [王子神谷]

― shop data ―
所在地: 東京都北区神谷3-4-1
　　　東京メトロ南北線王子神谷駅歩9分　地図
TEL: 03-6712-6673
URL: https://www.facebook.com/THE-BURGER-STAND-797493653614486/
オープン: 2016年6月14日
営業時間: 11:00～14:00, 18:00～22:00
定休日: 月曜日(要確認)

2018.2.23 Y.M

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2018年02月22日

# モスバーガーのスパイシーモスチーズバーガー（再々食）

　やれ「絶不調」だ「凋落」だのいうニュース記事の見出しを目にして、「本当か？」とモスバーガーへ行ってみた。しかしそんな記事、書かれた方はたまったもんじゃないだろう。それとも私のように「そう言われると行ってみたくなる」客を見越してのモスの策略だろうか。ともあれ久しぶりに行ってみた。頼んだのは私の中で高評価なスパイシーモスチーズバーガー￥430。

　まぁ相変わらず、きれい！お美しい！まるでおもちゃのような精巧・精緻なビジュアル。その「ビシッ！」とした作り方は各店徹底されている。そしてトレードマークのミートソースは思っていたより甘い！形の美しい全粒粉バンズも甘い。牛肉100％パティは脂の風味が強い。

　そこへ思いっきり辛いハラペーニョ。図説によれば「5枚」入っている模様。白いチーズはその辛味を和らげるワケでもなく、あるいは無くてもいいものかも。形のみごとなトマトは別段甘くも酸っぱくもなく、それ以上に余計な水分がほとんどない。ゼリーの少ない種類を選んで使っているのだろうか。あとはオニオンの食感がみごと。まるでセロリでも食べているかのようなシャクシャクぶりだった。

　久しぶりに口にして思ったのは、なにしろソースが甘たるい。少し「子供向けかな」とも思った。とにかく「独自なワールド」を持った、そんな一品であり、そんな店である。

§　§

　ゆえに、私の中でモスバーガーは「モスバーガー」という名のハンバーガーとは別な食べ物であり、「ハンバーガーが食べたい」時に行く店でなく「モスバーガーが食べたい」時に行く店である。そんなとらえ方をしている。実際足を踏み入れてみると、独自のルールがあり、文化があり世界があって、その独自な「モス」の世界にあらためて触れてみるのも面白いな――とも今回思った次第。

2018.2.21 Y.M

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2018年02月20日

# バーガーキングのテリヤキワッパー

　思い出した……2007年6月8日、バーガーキングが日本再上陸を果たした時、オープニングセレモニーでMCのピストン西沢さんが「日本限定メニュー"テリヤキワッパー"が初登場！」と連呼していたことを、ふと思い出した。

　そう言えば「テリヤキワッパー」を食べたのは10年前に一度きり。その後「テリヤキチキンサンド」と「BKテリヤキバーガー」は食べたが「テリヤキワッパー」は食べていない……アレ？ この記事によるとメニューから無くなっていた時期があったのか……そうだ、確かに"復活"したと言ってるからそうだ。

　その「日本限定メニュー」というところに今さらながら価値を覚えて、そう思ったら急に食べたくなった。テリヤキワッパー初登場時の値段は￥450、現在は￥490。それほど値上がりしていない。なお「ワッパー」も同額の￥490。

　薄い平べったいパティは直火焼きの4オンス≒113g。テリヤキソースは甘い。「辛い」よりも「甘い」。その甘味にビーフのコゲ味。その甘味にオニオンの辛味。そしてその甘味にマヨネーズのとろみ。そのどれもとナイスコンビネーション、好い相性。ソースの力は偉大。最後まで「ずっと同じ」テリヤキ味なのだが、しかし飽きずに食べ続けることが出来た。

§　§

　但し……トマトが小さい。この日頼んだテリヤキワッパーのトマトが"2枚が2枚とも"小さかったのには内心がっかりした。泣きそうになった。でも、端っこの方とは言え、それでもトマトはトマト……いや、でもだったら、こんな直径のない端っこの方は「ワッパージュニア」に回せばいいじゃない。か、刻んでサルサかミネストローネか何かに使ってくれよ……と思った。という話。

2007年6月8日、
日本再上陸記念のオープニングセレモニーより

2018.2.20 Y.M

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2018年02月19日

# homeys [高田馬場] のダブルチーズバーガーチリバンズ

　こちらも久しぶり、東京・高田馬場のhomeys(ホーミーズ)の今日はダブルチーズバーガー￥1,650を、新登場のチリバンズ￥100プラスで￥1,750。

　まずこの見た目！このダッラ～と流れ出したチーズのいい意味で「きったない」ワイルドなこの感じ！敢えて「よごした」この感じというのはホーミーズの竹谷さんにしか出せない、ホーミーズ「ならでは」の魅力だ。しかもバンズが赤！ただ赤いだけでなく辛い！生地にハバネロが入っている。鼻腔に溜まり、鼻腔をくすぐる辛さ。パティとグリルドオニオンと混ざると「野菜炒め」のような味になる。茶色の「プレーン」バンズ、黒い「ライ麦」バンズと同じ世田谷のパン店作。赤いチリバンズのみプラス100円で選択・変更可。

　そして実はパティも改良されている――。

　豪州牛をブロックで仕入れ、店でスジ取りなどをして、挽いている。それも10mmという超粗挽き。そこへ細挽き肉を加えて成形。牛脂は入れていない。サイズ120gは前と変わらず。これが食べ口ゴリッゴリ。細切り肉を食べている感覚だ。モロに「ゴリッ」とくる大きな肉粒あり。それを硬め・強めに焼き込んでいる。以前のパティより存在感が圧倒的に増した。

　かかる自家製チーズソースがまた好い。チェダーほか4種類の固形のチーズを店で溶かして作っている自家製。その「ちゅるっ」とした味わいはホーミーズのトレードマークだ。シズル感満載のワイルドなビジュアルと「ちゅるっ」とおいしいチーズソース――是即ちホーミーズ！おまけにパティに存在感が増し、バンズに3色のバリエーションが出来たという、非常に見どころの多いバーガーに進化した。

§　§

　難を言えば、パティが粗過ぎてややスジっぽい部分も入っていることと、グリルドオニオンが厚切り過ぎて主張が強いこと。その辺りを「ちょこっとだけ」加減すれば、さらに食べやすい・親しみやすいバーガーに仕上がると思う。

　しかし「辛いバンズ」とは前代未聞。よい着眼点。侮れない辛さなので、注文の際はそれなりの覚悟で。

― shop data ―
所在地: 東京都新宿区高田馬場2-9-1
　　　東京メトロ東西線高田馬場駅7番出口より歩2分　地図
URL: https://www.facebook.com/homeys.americandining
TEL: 03-3202-8882
オープン: 2012年11月18日
営業時間: 11:00～23:00
定休日: なし(要確認)

2018.2.19 Y.M

ラベル：バンズ

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2018年02月18日

【最新情報】ハンバーガーのためのコーヒー「ハンバーガーブレンド」、HEDGE8 [根津] にて絶賛販売中！

　ハンバーガーのためのブレンドコーヒー「ハンバーガーブレンド」、東京・根津のHEDGE8(ヘッヂエイト)でも絶賛販売中！ ヘッヂエイトオリジナルデザインの「ハンバーガーブレンド特製缶バッジ」が商品1個にもれなく1個付いてます！

■「ハンバーガーブレンド」現在販売中の店

　HEDGE8 [東京・根津]
　cherry [東京・立川]
　Bigmamacafe [横浜・北山田]

　また、渋谷の「LIBERO CARTA」ではハンバーガーブレンドを店内で「飲む」ことが出来ます。

　ハンバーガーブレンドをお求めいただけるのは全国のハンバーガーショップ、およびハンバーガーがメニューにあるダイナー／レストラン"のみ"。「○○をイメージしました」でなく明確にハンバーガーとの食べ合わせ・ペアリングに焦点を合わせて作ったブレンドコーヒーです。味の監修は私。おいしさの秘密は「とろみ」。ダークローストが放つ豊かでなめらかなコクを、是非とびきりのがハンバーガーとともにお楽しみ下さい。

　販売・お取扱いに関する問い合わせはハンバーガーストリート・松原まで。サンプルあります。「info◎hamburger.jp」です。ご連絡お待ちしております！

■商品概要
　商品名：「ハンバーガーブレンド」
　原材料：コーヒー豆／ブラジル、コロンビア、メキシコ産豆使用
　内容量：200g
　価　格：1,400円（税抜）
　販売者：045COFFEE
　製造者：吉野コーヒー株式会社

　■プレスリリース：商品・販売のご案内
　■商品案内リーフレット (20MB)

→ # ハンバーガーのためのブレンドコーヒー「ハンバーガーブレンド」、
5月1日より販売始めます

2018.2.18 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 17:17| 【ハンバーガーブレンド】 |

2018年02月17日

# ベッカーズの別格ザ★オーバーフローチーズバーガー

　何作か間が空いたが、首都圏駅ナカのハンバーガーチェーンベッカーズ(Becker's)2月1日発売の期間限定別格ザ★オーバーフローチーズバーガー￥690。

　別格シリーズ最新作。ベッカーズ各店舗の「店内で焼いている」自家製酒種バンズと粗挽きミートパティの組み合わせ。この別格粗挽きミートパティは113g。レギュラーの粗挽きパティ(↓の写真)は60g・つなぎありで、肉の産地なども異なる。つまり別物。別格。

　そのふんわりやわらかな自家製バンズに、パティもかなりやわらか。この日はどちらもいつもよりやわらかく感じた。

　ひょっとすると「上にチーズを乗せた」状態でパティを焼く時間が長いのかも知れない。チーズでコートされている分、パティから水分が抜けない→潤い豊かにやわらかく焼き上がる――ということかも知れない。バンズもシルキーな口当たり。それがこのバーガーにはすごくよく合っている。

　あふれ出さんばかりにメルトしたチェダーチーズは、それこそ「二人羽織」が如く、旨味がパティに乗り移ったかのようなシナジー効果を発揮。その間を割って醤油ソースの刺すような強烈な味わい。ヒール(下バンズ)に引いたハニーマスタードの辛味、パティの下のレリッシュの酸味……なかなかに刺激的。

　チーズはもう一種、ゴーダチーズがクラウン(上バンズ)の陰に、ポテトサラダと混ざり合うようにしてそっと忍ばせてある。濃い醤油ソースを擁した強気の攻めが光る、なかなかの攻めの一品。食べる箇所により次々変化する派手な仕掛けを、最後まで飽きずに楽しむことが出来た。

§　§

　そのにぎやかな味の中、パティはパティだけの部分になると噛み応えと牛の風味が感じられて好し。後味にヒリッと粗挽きコショウ。そして醤油ソースの強い味。満足と迫力の一品。いつもより別格！

2018.2.17 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 17:16| 【二ッ目！】 |

2018年02月16日

【最新情報】本日2月16日発売『週刊現代 2018/03/03号』に記事掲載

　雑誌に記事掲載のご案内……今度は『週刊現代』。

　本日2月16日発売の『週刊現代 2018/03/03号』巻頭2番目のカラーグラビアにハンバーガーが特集されています。題して"名店のゴージャスバーガー－舌の肥えた大人のための「ごちそう」"。その冒頭の解説文を私が書いております。こういう場合、大概「その箇所をただ書いて埋める」だけでなくて、編集部の担当者に昨今のハンバーガー事情全般のお話をしたり、取材候補となるバーガー店を提案したり推薦したり……といったことまで一連いたします。

　今回の特集は感慨深いものがあります。「ついに『現代』でもハンバーガー特集を組むようになったか」という感慨深さですね。60代・70代の「男性」が読者層ということで、そうした世代の「ハンバーガーについてほとんど知らない人」のために「わかりやすく解説して欲しい」――というのが『現代』さんからのご依頼でした。

　「よく知らない」人のためにお話しできる機会・説明できる機会というのは、すごく嬉しい、有難いことに思っています。「ハンバーガー大好きでいつも食べ歩いてます！」という人には、もはや私からご指南する必要は何もありませんので。どんどん食べに行っていただければ、それでいいワケです。ハンバーガーについて「知らない人」に、これからも私はどんどんご説明・ご案内してゆきたいです。

　今回本当に「画期的」な特集です。『週刊現代』で特集すること自体が時代の流れ、大きな変化です。どうぞご覧下さい！

　講談社『週刊現代 2018/03/03号』

　出版社: 講談社
　価格: 480円(紙版)
　発売日: 2018年2月16日
　判型: B5

2018.2.16 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 13:48| 【掲載・出版】 |

2018年02月15日

# tokyo omo style [豪徳寺] のジャークチキンサンド

　世田谷・豪徳寺tokyo omo style(トウキョウオモスタイル)にて、今夜はジャークチキンサンド￥850。

　レゲエDJにしてオモスタイルのスタッフでもあるTACH-B(タッチビー)が、本場ジャマイカで食べた"本場の味"をもとに考えたジャークチキンのサンドイッチ。国産鶏の肉を、すりおろした玉ねぎ、ライム＆フレッシュレモンのジュース、店オリジナル調合のジャークスパイスで漬け込むこと丸一日。これを焦げ目を付けながらじっくりグリルして完成。そのジャークチキンが150g、バンズの間に挟まっている。

　こんがりコゲ目の付いたチキンの上から乾燥パセリと山椒。間にケチャップと粒マスタード。カットライムをたっぷり絞れば「カキン！」と抜ける酸味がチキンに滲み込んだ甘味と混ざって、これが美味。キューッと来る辛味もよい。振ったハーブも強く香って、かつ甘い、そんな刺激的なチキンサンドに仕上がっている。

§　§

　ポイントは当代一流の名パン店、代々木上原「カタネベーカリー」が作る特注バンズのおいしさ。「もちっ」と「むちっ」を足し合わせた「もむっ」と独特な食べ口。小麦の風味もまた独特。存在感は強いが、でもうるさくない、でも個性的――というこれ以上ない強力なサポートを得た良質・上質なるサンドイッチだ。とにかくバンズが強力！

TACH-B の1stアルバム発売中！

― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区豪徳寺1-23-12　ささビルB1F
　　　小田急豪徳寺駅歩1分・東急山下駅歩2分　地図
TEL: 03-5799-6895
URL: https://twitter.com/tokyoomostyle
オープン: 2010年7月7日
* 営業時間 *
ランチ: 11:00～14:00
夜: 19:00～29:00
定休日: なし(売切れ等あるので、要Twitter確認)

2018.2.15 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 23:55| チキンサンド |

2018年02月14日

【どーでもいい話】見かけるたびに気になるもの

　たまに思うこと……こういうヤツ、どうなんだろう？と。

　待ち時間90秒。内容量155g。「セット」とあるので、写真の通りなら、ポテトとチキンか何かを揚げたようなのが付いてくる……と思われます。

　買うには若干の「勇気」が要ります。私の中では。と言うのは、好奇心だか探求心だかから、何もわざわざ「危険」を冒さなくても、おいしいハンバーガーなら普段たくさん食べてるじゃない……ってことですよね。君子危うきに近寄らず……と言いますか。

　ただ、見かけるたびに気になることは気になってます。それは確かで。

2018.2.14 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 23:58| 【どーでもいい話】 |

2018年02月13日

# Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のスタンダード（再食）

　こちらも久しぶり、埼玉・大宮Burger's Cafe Beach Story(バーガーズカフェ・ビーチストーリー)のスタンダード￥980。毎度おなじみ上質な国産牛100gパティに大宮の老舗「たはらや」特製バンズの組み合わせ。このバンズ、と言うかこのバーガー、持った感じがものすご～く軽い！店主羽田(はだ)さんが私淑する北千住「SUNNY DINER」のバンズが如く「羽根のように」軽い！その軽いバンズを縁がカリカリになるまで鉄板で焼き込んでいる。

　そして肉がいい。「きびきび」とした程よい肉粒感にしっかり付けた塩コショウ味。そして程よい量のBBQソースの甘味。レタスも歯ごたえ好し。

　軽め。女性でも食べ切れるサイズ感(羽田さん談)。でも濃い味付け。小ぶりでもパンチは相当。「食べた」感あり。そんなバーガー。

§　§

　写真↑は二十歳の頃の羽田さんが、放浪の旅の末に流れ着いた沖縄・久米島のホテルにて、住み込みで働くことになり、作り方をイチから教わった「思い出のカクテル」のひとつ、ピニャコラーダ……の試作。この日は「刺すもの」が何も無くってビジュアル的には魅力ゼロだが、気分は久米島、味わいトロピカル！

→ # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のジャークチキン
 # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のビーチ
 # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のハラペーニョエッグチーズ
 # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のパイナップルコンボ
 # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のスタンダード
 # Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮] のチーズコンボ
 # 269 Burger's Cafe Beach Story [埼玉・大宮]

― shop data ―
●本店
所在地: 埼玉県さいたま市大宮区大門町2-108
　　　JR・東武・埼玉新都市交通大宮駅東口歩5分　地図
TEL: 048-782-6810
URL: http://beach-story.jimdo.com/
オープン: 2010年5月20日
営業時間: 12:00～24:00(LO23:00)
定休日: 月曜日(要確認)

●駅前店
所在地: 埼玉県さいたま市大宮区大門町1-28
　　　JR・東武・埼玉新都市交通大宮駅東口歩2分　地図
TEL: 048-644-0308
URL: http://beach-story.jimdo.com/
オープン: 2016年6月28日
営業時間: 11:00～23:00(LO22:00)
定休日: 月曜日(要確認)

2018.2.13 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 23:57| 【二ッ目！】 |

2018年02月11日

# Coeur [表参道] のスイーツバーガー

　バレンタインデーも近づいたタイミングで、昨年6月に出演したAbemaTV「原宿アベニュー」にてアイドルグループ「ふわふわ」の平塚日菜さんと一緒に生中継した東京・表参道Coeur(クール)のスイーツバーガー￥994(税別￥920、今年1月時点の値段)。ビジュアル満点！まさに「原宿アベニュー」放送直後に発売されて、今や大大大人気メニュー。女子はみんなこれを頼むそう。

　店名の「Coeur＝フランス語で"心"」にちなんだハート型のバンズは新宿「東洋製パン」特製。イチゴ果汁を練り込んだきれいなピンク色で、もとは白パンのような目の詰まったカチッとしっかりした生地。間にホイップクリームとクリームチーズを絡めた特製クリーム。生のイチゴとブルーベリーにミントの葉。横に色の濃い黄色いバニラアイス。板の四隅にパイ生地。

　味は見たままの完全なるスイーツ。「バーガー」の名を借りたスイーツ。中はやわらかなクリームだが、決してふわふわでないカッチリした生地のバンズで挟んでも、不思議とそこまで「にゅっ」とはみ出さない。食べづらさはなし。手で持って食べられる。

§　§

　「原宿アベニュー」の中継で食べた時は、バンズに入ったイチゴ果汁の酸味がさわやかに利いていたが、今回食べたら弱まっていた。あのイチゴの酸味があれば、今よりあと45点プラス。キュートな酸味にまた出合いたい。＞東洋製パン、お願いします！

→ # Coeur [表参道] のミニハンバーガー
 【ハンバーガー帝国のヒミツ】 Coeur [表参道] のミニシンプルバーガー
 # Coeur [表参道] のミニビーフストロガノフバーガー
 ハンバーガーはいまや女性の食べ物!? インスタ映え間違いなしのミニバーガー専門店・表参道「Coeur」

― shop data ―
所在地: 東京都港区北青山3-9-9　FNビル1A
　　　東京メトロ表参道駅B2出口より歩3分　地図
TEL: 03-6712-6673
URL: http://coeur.ciao.jp/
オープン: 2016年9月19日
　 * 営業時間 *
月～土 11:30～22:00(LO21:00)
日・祝 11:30～21:00(LO20:00)
定休日: 不定休(要確認)

2018.2.11 Y.M

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2018年02月10日

# HEDGE8 [根津] のBBQバーガー

　「どうしているか」と思い、久しぶりに訪ねてみたら、「やっぱりおいしかった」……という話。東京・根津HEDGE8(ヘッヂエイト)のBBQバーガー￥1,099。

　USビーフのブロック肉をひたすらハンマーで叩いた作った3分の1ポンド＝150gパティ。バンズは中野区野方「ベーカリーオリーブ」の天然酵母＆全粒粉バンズ。平たく横に広い造り。持ち上げた時、ヒール(下バンズ)が柔く、少し心もとない。

　そこへ「何の変哲もない」米国産のBBQソースの「何の変哲もない」甘味……ところがこれが美味！変に凝らない・気取らない、ベッタリわかりやす～い味。チョップドパティの細切り肉のようなタテに大きな食感の合間に、ところどころ「ちょっといい部位」の箇所があり、当たると何とも言えない「みゅーん」とレアな旨味が舌の上に広がる。「ゴロッ」とした噛み応えと「みゅーん」とレアな旨味、硬軟兼ね備えた一品。

§　§

　良い意味でファストフード的な、スナック菓子的なバーガーを貫き続けている点が大変素晴らしい。都内を探して回ってもなかなか無いタイプのバーガー。そしてこの日の樽生はNYのブルワリー"CAPTAIN LAWRENCE"の"Hop Commander IPA"――贅沢なひととき！

― shop data ―
所在地: 東京都文京区根津1-22-12
　　　東京メトロ千代田線根津駅歩2分　地図
TEL: 03-5834-2871
URL: http://hedgeeight.com/
オープン: 2014年8月21日
* 営業時間 *
平日: 12:00～15:00(LO14:30), 17:00～23:00
土日: 12:00～23:00
定休日: 水曜日(要確認)

2018.2.10 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 23:49| 【二ッ目！】 |

2018年02月08日

# ハンバーガー490円勝負！

　この前食べたファーストキッチン・ウェンディーズの「ウェンディーズバーガー」があらためてなかなかおいしかったので、「じゃあ他店のバーガーと比べたらどうなの？」「同じ490円で……」という企画です。「第3回ハンバーガー総選挙」の軽い感じのヤツ。

　本当は表でも作って「◎」でも付けたらわかりやすいんでしょうが、味気ないので、もっとラフに行きます。4つ並べてみました。実はカールスジュニアの「チーズビッグバーガー」だけ"税別"490円です。つまり529円。まぁでも入れちゃいます。残りはすべて税込490円。以下特徴をザッと挙げます。

・ファーストキッチン・ウェンディーズのウェンディーズバーガー
……100gパティ。チーズ2枚。野菜3点。ケチャ＆マス味。
・バーガーキングのワッパー
……直火焼き113gパティ。野菜3点。トマトは2枚。マヨネーズ多め。
・カールスジュニアのチーズビッグバーガー
……直火焼き100gパティ。チーズ。野菜オニオンのみ。ケチャ＆マス味。
・マクドナルドのグランクラブハウス
……パティサイズ不明。ベーコン＆チーズ。野菜3点。サウザン風ソース。

　ファーストキッチン・ウェンディーズの「ウェンディーズバーガー」ですが、まずこれ「チーズ」が入ってます。と言うか、ウェンディーズのバーガーはほとんどが「チーズ」入ってます。書いてなくても「チーズ」入ってます。ウェンディーズは「チーズあり」が基本。

　一方、対抗馬バーガーキングの「ワッパー」はチーズ入ってません。入ってるのは「ワッパーチーズ」ですが、ちょい上がって570円。パティは4oz＝113gで、4つの中で最大。直火焼きのコゲ味がトレードマークです。

　この2品を比べると、"私は"……「ウェンディーズバーガー」かなぁ。マヨネーズよりケチャップ派ですね、私は。ケチャップ＆マスタード味による非常にわかりやすーいバーガーです。四角いパティも厚みがあって「ぽくっ」とした食感あり。それを上下からチーズ2枚が「ねっとり」いいミルク感で挟み込んでます。

　バーガーキングは「ワッパー」よりも「ワッパージュニア」360円の方がおすすめ。「ワッパー」より小ぶりですが、その分バランスがよくて、満足度高いです。

　そしてカールスジュニアの「チーズビッグバーガー」。バーキンと同じ直火焼きです。コゲ味が芳ばしく。野菜はオニオンのみ。ケチャップ＆マスタード味で食べるシンプルでわかりやすいバーガーですが、だったら「チーズフェイマススター」605円に行く方が「より良い」ですね。それとそのパティ2枚の「チーズスーパースター」853円の2品だけに使われている「スペシャルソース(トマトベースにオニオンを加えたもの)」、これがおいしい！これ入ってた方がおいしい。

　マクドナルドで490円は「グランクラブハウス」。バンズからパティからやわらかな、ソフトな食べ口のバーガーです。派手さはなくて、言うなれば細やかな味わい。マックのビーフパティもおいしいんですが、でも上の3つと比べると、正直一歩引けを取りますか。割りと「力技」の、力で押し切るタイプの単純なバーガーが多い中、この「グラン」は技巧派と言うか、技術で食べさせるタイプなので「迫力」はないです。

§　§

　という感じで「ウェンディーズバーガー」490円がなかなかいい感じです。このころと比べると今はだいぶいいです。490円投じるならコレでしょう。バーキンなら490円の「ワッパー」より360円の「ワッパージュニア」、カールスなら605円の「チーズフェイマススター」へ行く方がより楽しめる、かなと。以上"2018年2月現在"のおすすめということで。また時が経つと変わるかも知れませんが――。

2018.2.8 Y.M

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2018年02月07日

【最新情報】フレッシュネスバーガー「オイスターバーガー」を発売

　昨日「チキンバーガーとは呼ばない」という記事を上げた直後だが、何事も勉強、せっかくお招きいただいたので、ぜひ学ばせていただきたく伺ったのがフレッシュネスバーガーの本日2月7日発売の数量限定――オイスターバーガー￥504(税抜￥480)の試食会。リリースこちら。

　広島県産の形のよい牡蠣のフライが3粒。限定4万食なので計12万粒のカキが用意されていることになる。そのカキのフライ3粒を白い「ゴマバンズ」の間に挟んでいる――つまりオイスター「サンド」というのが本当だと思う。「バーガー」でなく。

　カキを使うにせよ「カキフライ」にしたのは大正解だった。日本人はやっぱりカキフライが好きだ。逆らえないおいしさがあると再認識した。トンカツソースを前面に出した味付けもわかりやすくて非常によい。

　カキは「ノンドリップ製法」という最新技術で冷凍されていて、解凍後もドリップが出ない。つまり旨味を封じ込めて逃がさない。その謳い文句通りに滋味豊か・味わい豊かなカキで、ぷっくりと粒立ちもよい。主役としての存在感がしっかりある。上に乗るスライスオニオンにソースが滲みてこれもまた好い。

　フライの下にはタルタルソースと塩レモンソース――この塩レモンの使い方が上手い。こってり濃厚なタルタルが好きな人もいるだろうが、そうはせず、レモン味で「すっきり」まとめたところがミソ。揚げ物のガッツリしたイメージを離れ、女性も喜びそうなちょっとスタイリッシュな感じにまとまっている。緑の葉はグリーンカール。

§　§

　これで480円(税抜)はなかなかお得。せっかくだから揚げ立てのアツアツを狙いたい。混雑時の方がジャンジャン揚げてるか、空いてる時の方がはたまた有利か――。

　「レモンのドリンク」とのセットが推奨。フレッシュレモネードTサイズ￥346(税抜￥320)はスライスしたレモンが10枚も。はちみつに漬けた「はちみつレモン」を使っている。揚げ物とのペアリングは後味さわやか。そんなところにもフレッシュネスらしさ、「スタイル」を感じる。

2018.2.7 Y.M

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2018年02月06日

# それは「チキンバーガー」とは呼ばない

　ローソンで売っているLチキバンズ￥72にLチキ￥162を挟んだら、その食べ物の名称は何？ ――というのが今日の話。Lチキバーガー？いや、私はLチキサンドだと思う。Lチキサンドイッチ。

　何かを「挟む」ことを「サンドする」という。これはサンドイッチという言葉をもとに、それを動詞化した表現だが、そんな造語があるぐらい、「パンの間に何かを挟んで出来たもの」はすなわち「サンドイッチ」である。パンの間に何かを挟むことは「バーガー」ではない。これがまずひとつ。

　次に、実は「ハンバーガーもサンドイッチ」である。サンドイッチの一種である。細かく砕いた牛肉を固めた「パティ」をグリルして、「バンズ」と呼ばれるパンの間に挟んだサンドイッチ――それが「ハンバーガー」である。

　世界に数あるサンドイッチのうち、バンズにビーフパティを挟んだもの「だけ」がハンバーガーと呼ばれる。あらゆるサンドイッチの中でも別格なサンドイッチ、それが「ハンバーガー」なのだ。

　例えば、アメリカの"BURGER KING"のサイトを見るとよい。看板メニューのご存知「ワッパー」は"WHOPPER Sandwich"と書いてある。ビーフパティをバンズに挟んだ「ハンバーガー」である筈のワッパーの正式名には"Sandwich"と付く。つまり「ハンバーガーもサンドイッチ」なのだ。

　そして"BURGERS"と"CHICKEN & MORE"は明確に分かれている。"BURGERS"の各品を見ると中身はすべて「ビーフ」。つまりビーフだけが"BURGERS"。「チキン」と「それ以外」とは別扱いだ。

　"McDonald's"のメニューも同じく"Burgers"と"Chicken & Sandwiches"は別。おなじみの「フィレオフィッシュ」も"Chicken & Sandwiches"に入っている。

　日本でもその原則を守っている店はきちんと守っている――。

　最も身近なところでは、KFCのアレは「チキンフィレサンド」だし、ファーストキッチンも「チキン竜田サンド」はじめ、鶏・海老の類は全部「サンド」。だから"原則"は「バンズの間にビーフパティを挟んだもの」――これが「ハンバーガー」。チキンやフィッシュは「サンドイッチ」。ではポークは？

　ビーフ以外のものを挟んで「バーガー」と呼ぶ場合は、ポークでも、チキンでも、フィッシュでも、ターキーでも、ラムでも、バッファローでも、挽くなり切るなりして一度「細かく」し、それを丸く固めて「パティ」を作り、それを挟む。「バーガー」と呼ぶからには少なくとも「パティ」を挟む必要がある――と、私は思っている。

　だから、魚でもパティを挟めばまぁギリギリ「フィッシュバーガー」。白身魚の切り身＝フィレを挟むと「フィッシュサンド」。「フィレオフィッシュ」とは"filet of fish"のこと、だからフィッシュバーガーではない。同じくビーフも切り身の一枚肉を焼いて挟めば、それは「ステーキサンド」と呼ぶのが本来だろう。

　だからローソンで売っているLチキバンズにLチキを挟んだら、その食べ物の名称は――Lチキサンドが正しい。フライドチキンサンドイッチ。パンに何かを挟んだものはすべて「サンドイッチ」。とりわけビーフパティを挟んだものだけが「ハンバーガー」。

§　§

　別に法律も罰金もない決まりだが、ハンバーガーが誕生した母国では、そんな使い分けがなされているワケなのだから、それに従うのがオリジナルに対する「敬意」だろうと私は思う。

　立場を逆転すれば、我々だってちょっと面倒くさいような呼び分けの習慣でも、それでもそれをゴッチャにされたら、やっぱりイヤでしょうよ。一見同じようでも「ザンギ」を「唐揚げ」と呼ばれたらイヤだったり、「お好み焼き」を「広島焼き」と呼ばれるのがイヤだったり、地方地方に呼び方やルールがこまごま・いろいろあるワケで。それを大事にしている人たちもいるワケで。

　その食べ物・その料理に携わるからには、せめてオリジナルのルールや決め事は知識として身につけておこう――という話。"何とか巻き"の食品廃棄の問題も言われているが、食べ物を扱うに当たって一番大事なのは「敬意」、食べ物に対して敬意を払うことだと、私は思っている。

→ # 少し前からこんなの売ってるんですよ――第一パンのゴマ付きハンバーガーバンズ

2018.2.6 Y.M

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2018年02月05日

# ローソンのLチキバンズ

　何気なく入ったローソンで、何の予備知識もなく見つけたLチキバンズ￥67(税込￥72)。調べると、2009年8月から売られており、割りと最近、パッケージデザインなどを一新したようだ。当初はマックの「チキンタツタ」のような、ポコッと一ヶ所「こぶ」のあるバンズだったが、今は所謂「ハンバーガー」寄りのものにモデルチェンジしている。製造は山崎製パン。地域により違うかも知れない。

　袋のキャラに促されて翌日、Lチキ￥150(税別)も買った。初めてだったので味に種類があることを知らず、ケースにあったものを頼んだ。その旨辛チキンをLチキバンズに挟んで家で食べることにした――というのが今日の話。

　袋を開けると中身は「バンズ」の名の通り、上下2つに初めから分かれている(単数形は"bun"、2つに切ると"buns"になる)。量るとサイズは58g。Lチキは108gあった。フライドチキンとして十分食べごたえのあるボリュームだし、バンズ対中身のバランスも悪くない。トースターでバンズを焼いて、チキンも再加熱、少量のキャベツを下に敷き、上からマヨネーズ――そうして出来たのが↓こちら。

　チキンは衣にけっこうな辛味がある。最初のうちは気にならないが、後からそこそこの辛さが押し寄せて来る。身が厚くてジューシーで、そっちに注意が行って、バンズについては特に不満も無かったが、ただ、肉の少ない部分を食べると生地の甘味がやや余計に感じられる。

　とにかく衣が辛いので、ちょっとのマヨネーズぐらいではビクともしない。味に変化を付けるにはもっと大胆に行かねばならないようだ。「自分で作る」という手作業の効果もあって、なかなかいい感じに出来た。食べごたえも十分。ただ、やはり味付けについてはプロには敵わない。

§　§

　ずっと前に第一パンのゴマ付きバンズを紹介したことがあったが、「自分で作る」「挟んで食べる」ことがその後どれぐらい盛んに、そして身近になっているだろう。こうして挟んだ「結果」がわかりやすくおいしく表れると、「自分で作ろう」という風潮もさらに進むかも知れない。挟む楽しさを教えてくれる良い商品に思った。

　と盛り上がって来たところで問題……このLチキバンズにLチキを挟んで出来るもの、その名称は何？私が思う"正解"は次回――。　(つづく)

→ # ローソンのビーフハンバーガーをアップしようと思ったら……
# ローソンのチーズバーガー

 # 少し前からこんなの売ってるんですよ――第一パンのゴマ付きハンバーガーバンズ

2018.2.5 Y.M

ラベル：バンズ

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2018年02月04日

# ファーストキッチン・ウェンディーズのウェンディーズバーガー（再々食）

　また戻ってファーストキッチン・ウェンディーズのウェンディーズバーガー￥490。記事にするのは3度目。ファーストキッチンとのコラボ前のものも入れたら4度目か。豪州産100gパティにカイザーバンズ、チーズ、ピクルス2枚、トマト、レタス、レッドオニオン、調味料はケチャップ、マスタード、マヨネーズ――が現在の仕様。

　底に塗ったマスタードがよく利いていて、これがおいしい(※なお、この前の「ベーコネーター」はマスタードは入らず)。パティは厚めで高さがあって、「ぽくっ」とした食感の好さ。野菜と調味料豊富でサンドイッチ的なにぎわいを見せている。カイザーバンズは「ベーコネーター」よりこのバーガーの方がより馴染みがよいように感じた。少しウェットな生地が中の具材にピタッとフィットして来る。

　ケチャップとマスタードがおいしいバーガー。チーズのミルク感が利いている。後味のオニオンも好し。「ウェンディーズならでは」という際立ったものがあるワケではないが、「おいしいハンバーガー」としてよく出来ている。私の意見では「ワッパー」より上……かなぁ。

§　§

　おいしいハンバーガーが食べたい時、その期待に応えてくれる一品。あとはカールスジュニアの「チーズビッグバーガー」辺りが価格的に競うところか。その辺の"優劣"について、一度整理してみようか。　(つづく)

2018.2.4 Y.M

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