『HAMBURGER STREET 創刊号』――たぶん好評販売中です。初回発行「実数」で4,000部……これは所謂「公称」でゆくと10,000部に相当すると、とある筋の方からお聴きしました。
「ハンバーガーと"とりあえずじゃない"ビール」の特集で造ったオリジナルビール、「HAMBER ALE(ハンバーエール)」の出来について、ちょっとだけ。
コレが造った我々もびっくりの上出来でして、皆さまにも十分オススメできるレベルのものに仕上がりました。とにかくまずP60〜63をご覧になって、それからお試しいただければと思います。そうしないと、ただのよく出来たビールです(笑)。以下ビールの特集の「続編」ということでお読み下さい。
ラベルは「蜂の巣」さんで貼っていただきました。ですので多少位置にズレがありますが、笑ってゆるして下さい。
液色はやや明るめのアンバー(琥珀色)。ビールの世界でいう「アンバー」は濃い目の茶系です。ですので王道のアンバーエールよりは重過ぎず、明るさを持ち、しかしペールエールと比べるとしっかり色が付いている――といった位置取りになりましょうか。
それにしても不思議なのは、左の写真ような状態が、右のような発酵して発泡する飲み物になるワケですから。ちなみに左の写真は、破砕した麦芽を釜に入れたところです。
さて、このビールの「焦点」であります「ハンバーガーに合うビール」というその点についてなのですが、しかもそれが私の味覚なりには「どんぴしゃり」なハマり具合なのですね。ビール単体で楽しむよりも、むしろ食べ物と合わせたときの方が、その威力を実感いただけることと思います。正直これは造った我々のセンス……などではなく、これぞ「木内マジック」ですよ! 峰屋に必殺の酒種天然酵母があるように、木内酒造の酵母もまた、加えるだけで途轍もない旨味成分を発揮するスーパー必殺な超兵器であると、そう確信しております。
そう、「木内マジック」と言えば取手二高、常総学院で活躍される木内監督も茨城県の方ですね。国は違いますが違ってません。土浦も鴻巣も同じ「常陸」でした。さすが大国・常陸。
ですのでそう、この絶妙なホップの利きと苦味の引きの爽やかさは、単なる「偶然」かつ木内マジックであり、我々の実力などではまったくもってありません(笑)。
蜂の巣さんプロデュースのもと、ハンバーガーストリートが造ったオリジナルビール、限定180本――蜂の巣にて販売中(酒税法の絡みで、私自身が販売することは出来ません)。この1週間足らずで50本は開いたということで、残り130本ですか。もう一度言いますが、どうぞハンバーガーと合わせてお楽しみ下さい。ビールだけ飲んだら、ただのよく出来たビールです(笑)。「今日は何しに来たの?」というくらい意味の無いことですので――どうぞよろしくお願いいたします。
※蜂の巣 夏休み:9日(日)〜13日(木)まで
全国でココでしか入手できない、『HAMBURGER STREET 創刊号』の販売協力店69店+3店のリストは以下のとおりです。