2007年01月31日

【最新情報】 GORO'S☆DINER [外苑前] 2月4日(日)お休みです



寒い夜にガンボバーガー


 外苑前GORO'S☆DINERさんは今週末、

2月3日土曜日 午後6時まで
2月4日日曜日 お休み

 です。


 みなさん、ハンバーガーに限らず、目的のお店に行くときは必ず(自分以外に誰か連れがいるときは特に)、営業の有無を事前に確認するよう習慣づけましょう。貸し切りパーティーなんてこともありますからね。空振り撲滅!

# 123 GORO'S☆DINER [外苑前] ☆


― shop data ―
所在地: 東京都渋谷区神宮前3-41-2 岡本ビル1F
      東京メトロ銀座線 外苑前駅歩5分 地図
TEL: 03-3403-9033
URL: http://gorosdiner.com/
* 営業時間 *
月〜土曜日: 11:30〜22:00(21:30LO)
ランチ: 11:30〜16:00(月〜金のみ)
日・祝日: 12:00〜21:00(20:00LO)
定休日: 月曜日(要確認)


【ハンバーガーショップ、ダイナー他各店のみなさま】
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2007年01月27日

# 162 Fatto a mano [群馬・西小泉]




 大泉のメインストリートに当たるのが、町の中央を東西に抜ける354号線である。高崎から館林(たてばやし)を経て、茨城(いばらき)の鉾田(ほこた)へと至る国道で、この354号沿い、および少し入ったところにブラジル人の店が多く集まっている。

●国道354号

 と言っても地方の国道沿いのこと、隙間なく店が並んで――というほどではなく、ただ行き過ぎる店過ぎる店、なにやら外国語の看板を掲げていて、何の店だかは解からぬが、でもとにかく日本のモノでないことだけは確か――といった調子で、道の左右に点々と続いている。



暮れなずむ国道354号

 そんな国道沿いの店の一軒がFatto a mano(ファット・ア・マノ)。東小泉駅前から354号を高崎方面にクルマで4、5分。スーパータカラのさらに先。いかにも国道脇の軽食堂ないしはドライブインといった構えの店で、これといった装飾もない殺風景な白い外観に、中も期待を裏切らず、多少古びようが時代遅れになろうが一向気にしない感じの、と言うか、何屋だかよく解からない、でも疑いなく国道脇の軽食堂――そんな風合いの店である。ある種超時空的

●手作りの洋菓子と軽食

 Fatto a manoとは「手作りの」といった意味で(伊語?)、誰かが太っているとか、ファッツ・ドミノと語呂が似ているとか、別にそういうことではない。


 2世・三澤さん夫妻はアチラでも何軒かお店をされていたそうで、クリチバ(Curitiba)という街にあったカフェの写真を見せていただいたが、今ならデザイナーズカフェとして青山辺りに出して余裕で独り勝ちしてしまいそうな、そんなモダンでスタイリッシュなデザインのオープンカフェが、20世紀初頭のヨーロピアンな街並みにピタッとハマっていた。

 自家製ケーキが自慢だが、さすがに今回はバーガーで満腹につき、手が出ず。ひと頃はマヨネーズまで手作りしていたそうで、卓上の赤い辛子調味料ピメンタも大変おいしい、と長谷川さん。BGMなし。キアヌ・リーブス主演のアメフトの映画が無音で流れていた。もちろん葡語字幕。

●もっともランショネッチらしい店

 おいしい料理もさることながら、長谷川さんがコノ店を「もっともランショネッチらしい店」と呼ぶ所以はズバリ、話好きの店主一家が問わず語りに繰り広げる、楽しいおしゃべり――コレに尽きるだろう。

 店も人も、いかにもブラジルらしい大らかな空気に満ちていて、おしゃべりを聞いていると、つい時が経つのを忘れてしまう。コレこそ、マイケル・フランクス歌うところの♪ It takes a day to walk a mile(1マイル歩くのにまる一日掛かる)――まさしくその感覚かも知れない。でも、せっかちな日本人はついチラチラと時計に目がいってしまうだろうか。

 「キタンジーニャ」でも「タカラ」でも、空気は常にゆっくりと流れ、そして出会った人々はみんな君に笑いかけてくれる……いや実は「長谷川さんに」、かも知れないが。

 この笑み、日本における「いらっしゃいませ」なんだろうけど、でもナンか違うんだよネ。たぶん微笑みかける本人の、心にゆとりがあるからだろう。遥かなる"Old Brazil"の薫りを最も身近に感じることができたのは、こうした瞬間だったように思う。♪ really cure your blues !

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2007年01月20日

# 161 RODEIO grill express [群馬・西小泉]

SUPER MERCADO TAKARA
RODEIO grill express



 上州名物、かかあ天下と何とやら……とはよく聞くが、一歩外に出るとまぁ〜寒い寒い! 南国ブラジルから来た彼らはこの寒さに耐えられるのだろうかと心配すると、「それが案外平気らしい」と長谷川さん。

 ブラジリアンプラザを後にして、西小泉の駅の反対側へとクルマで移動。風景は典型的な日本の田舎のソレで、大きな農家と畑の間を抜けること3、4分。やがて前方に大きな倉庫が現れた。降り立てば、ふたたびブラジルの薫り――。

●SUPER MERCADO TAKARA

 この倉庫がSUPER MERCADO TAKARA"MERCADO"とはポルトガル語で「市場」の意。つまり"SUPER MERCADO"は「スーパーマーケット」ということで、「スーパーマーケット タカラ」というのが店名の意味である。"SUPER"は元はラテン語だが、使い方は英語圏のものだろうから、"TAKARA"という日本語とあわせて3つの言語が掛け合わさった、三元豚的ネーミングと言えようか。


 ブラジルタウンに比較的初期からある店で、ブラジリアンプラザが観光案内所的に、半ば外に向けて開かれた場であるとするなら、こちらは完全なる内輪・地元向けの日々の買い物をする場――といった棲み分けになろうか。キタンジーニャ同様、ブラジルの食料品・日用品を扱うが、中でも食料品が強い。倉庫ゆえ売り場が広く、品数豊富で、一部においてはキタンジーニャを上回る品揃えも。たとえばアチラで頻繁に食されるカリオキーニャ(カリオカ)豆など、ざっと5、6種類の商品が並んでいて、壮観。

●ハンバーガーはどれくらいポピュラーか

 さて、私と長谷川さんの間にはいまだ解明しない「謎」がある。ブラジルにおいてハンバーガーはどれくらいポピュラーな食べ物か――という、ごく基本的な話なのだが、しかしどんな"ブラジル通"でも、さすがにハンバーガーはノーマークではないかと思うのだ。ブラジルまで行って、なんでまたハンバーガー? ブラジルらしい食べ物なら他にいくらもあるでしょ――というのが率直な反応だろう。

 しかし今回ミョウに興味を惹いたのは、こうしてどこのランショネッチ(軽食堂)でも一様にハンバーガーを扱っているという点なのである――率直に変じゃないですか? 家庭でも作るのか――という疑問もあるが、コチラは売り場を歩くうち、其処彼処に物的証拠を見つけることができた。

 タカラには冷凍のビーフパティが数種置いてあり、さらに明らかにバーガー用の形をしたバンズがなんと3種類も並んでいる――3種類ですよ!! そんな品揃え、日本のスーパーではついぞお目にかかったことがない。




冷凍パティ(キタンジーニャにて)


バンズが3種類も

 バンズの写真奥の「ゴマバンズ」は敷島製パン。手前の2種類は、日本国内でブラジル人向けの食品を製造するメーカーが数社あり、そこのモノ。パティも同じで、パッケージは一面の葡語だが、国産。他にもレトルト食品、サウガジーニョと総称される揚げ物類、リングイッサやモルタデーラなどと呼ばれるソーセージ類、パン、菓子類、チーズなどの冷蔵品と、ブラジル人向け食料品の多くは日本国内で製造されている(しかもウチの近くにもあるんだよネ)。地球の真裏から運んでくる距離・時間その他のことを思えば、消費地にヨリ近い場所で製造する方が、はるかに効率的で安心・安全であることは言うまでもない。コノ売り場の状況を見る限り、少なくとも大泉のブラジル人は、家でハンバーガーないしはソレに近い食べ物を作って食べているのにほぼ間違いなかろう――と、まずそこまでは判った。

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2007年01月18日

【最新情報】 FELLOWS [駒沢大学] のテラスに屋根が付きました




 駒沢大学FELLOWS(フェローズ)。さんのオモテのウッドデッキに屋根が付きました。

 屋根と言うより「小屋」ですね。コレ、マスターとその友人2名による日曜大工の大作です――いや、けっこうサマになってますよ。

 中はぐるりと外向きにカウンター席が7、8席ほど。屋根には透明の波板を使っているので、日中は大変明るく、温室気分。写真はまだ作業途中のものですが、最終的には外壁に緑で「FELLOWS」と入って完成と。注文していたストーブも到着し、FELLOWS的隠れ家リゾート、今週末にもいよいよ始動!

# 157 FELLOWS [駒沢大学]

― shop data ―
所在地: 東京都世田谷区駒沢2-17-9
     東急田園都市線 駒沢大学駅歩10分 地図
TEL: 03-5875-6331
URL: http://www.fellows-burger.com/
オープン: 2005年11月
営業時間: 11:30〜15:00, 17:00〜21:00(LO20:30)
定休日: 火曜日(要確認)

2007.1.18 Y.M

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2007年01月15日

# 160 PASTEL & CIA. [群馬・西小泉]




 ついに群馬県大泉町へ行って来た。

●日本の中のブラジル

 群馬県邑楽郡(おうらぐん)大泉町――県の南東に位置し、利根川を渡れば埼玉県。人口42,165人(18年3月)の小さな町であるが、人口に占める外国人登録者の割合15.8%は全国一。そのうちの75%、約5,000人がブラジル人であることから、世にブラジルタウンとして知られるこの町は、日本人と外国人の「共生」という点でも全国的に注目されている。

 広い関東平野の只中にぽつんと位置する小さな町に、なぜこれだけ多くのブラジル人が集まっているのか――詳細はこちらにお任せすることにして、ウンと縮めて説明すると、戦前、軍用機工場があった跡地に三洋電機などの工場が進出。バブル期に致命的な労働力不足に陥って、1990年の出入国管理法改正を機に南米の日系人を多く迎え入れた。地元の名士がブラジルとのパイプを持っていたことから、ブラジル籍の日系人が特に多く、工場側も厚遇で迎えため定住が進み、次第にブラジル人コミュニティが形成されていった――ざっとこんな次第。

●キタンジーニャ


 その大泉町にキタンジーニャ(Quitandinha、小さな八百屋・雑貨屋の意)という店がある。町の中心部・ブラジリアンプラザの2Fにあって、ブラジルの食料品・日用品を扱う店である。コノ店のオーナー、日系2世新垣氏も初めは工場労働者の一人として来日したのが、ブラジル人向けの雑貨店を'91年より始めて、'06年の秋で15周年。店はインターネットショッピングを展開するまでに大きく発展した。

 そのショッピングサイトがなかなかの充実ぶりで、見ているだけでも実に楽しいサイトなのだが、コレを担当・運営しているのがキタンジーニャ唯一の日本人長谷川さんである。ブラジルの文化・習慣を理解しながら、商品一つ一つに葡語と日本語両方の説明を付けてゆくのだから、それは大変な仕事だろう。幸運なことに今回、その長谷川さんに大泉のガイドをしていただくことができた。言葉の問題もさることながら、彼の持つ知識の広さ、そしてなにより顔の広さをなくしては、これほど円滑に取材を運ぶこともできなかったろう――Muito Obrigado!

●ブラジリアンプラザ

 キタンジーニャが入るブラジリアンプラザは、家電・PCから外国人向けの土産物、衣類、レンタルビデオ、携帯電話、保険、旅行代理店等々、生活に必要なモノのほぼすべてが揃う、在日ブラジル人向けのショッピングセンターである。休日には大泉周辺のブラジル人が集まって賑わい、ブラジルタウンの中心的役割を果たしている。

 2Fにキタンジーニャ。1Fの各店もそうだが、窓の大きなパーテーションで簡単に囲う程度で、基本的には内装にお金をかけていないのだが、かえってそれが想像されるアチラの光景を呈しており、「日本でない場所に来た」感を強く抱かせる。店内は白い壁・床・天井に蛍光灯が反射して、買い物しやすい明るい雰囲気。食料品・日用品のほか、CD・DVDソフトや新聞雑誌、さらには楽器まで実に幅広い品揃えで、見て回るだけでもまるで飽きない。ブラジルのあらゆる生活・文化・習慣をギュッと詰め込んだ、実に魅力的な空間だ。

 こうしたブラジル独特の文化に強く惹かれる日本人も少なくないようで、海外旅行気分でやって来る人もいれば、中には好きが高じて大泉に移り住んでしまった人も数人。この日買い物に来ていた日本人・大野さんは、マテ茶の効能を身をもって経験。以来、埼玉から車で買いに来ては、世話をするフィリピン人ボクサーの体調管理に役立てている(と言うか、秘密兵器)という。そんなマテ茶との運命的な出会いも、日本人スタッフ・長谷川さんの懇切丁寧な説明があったればこそだろう。何事においても良き「伝え手」の存在は不可欠である。

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posted by ハンバーガーストリート at 12:52| Comment(4) | TrackBack(0) | ブラジル編(日本の) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

# 159 パーク ハイアット 東京 [新宿]

パーク ハイアット 東京
ジランドール



●空中散歩

 新春恒例、元日のホテルでハンバーガー今年も年始の挨拶を滞りなく終え、向かうは新御三家(最早死語? でも「ホテル 新御三家」で検索して4,140件がヒット――YAHOO!調べ)の一つ、パークハイアット東京。ちょちょいと新宿まで。

 いや〜新年早々、胸の透くような眺めなのである! 特に41階、左右に書架の配された通路の続くその先は――なのですよ!! しかも正月一日、穏やかな午後の日の、白くパーッと輝くさわやかな冬の青空――52階のニューヨークグリルもそうですが、何と言うか――空中散歩? しかもただの「ハイ! 高い高〜い!」ではなくて、三方を囲むはグッとオトナでエレガントなこのインテリアですよ! 通路脇に置かれたソファの一角を占めて、地上41階のこの眺望を背にの〜んびりおしゃべりして過ごすのなんて、実にモォ素敵です! きわめてアーバンリラクゼーション! これぞ極上のひととき!!

 前にも書きましたが、こんな冬の日の空中散歩にはジャコ・パストリアスの“3 Views of A Secret”がオススメ。ラヴ・アンリミテッド・オーケストラの「愛のテーマ」でもフィフス・ディメンションの“Up, Up & Away”でもイイ。ランディ・クロフォードの“One Day I'll Fly Away”もイイ。とにかくオトナに優雅にジェットストリーム系で。

●バーンズ

 ジランドールは41階。「天井までの高い壁を埋め尽くした144枚のモノクロ写真」とはつまり、ブルーノート東京のエントランスのような感じでして、写真は仏の写真家ベラ・マーサー女史の作。その高天井の下、ダークオレンジのフロアの上に白いクロスを掛けたテーブルが整然と並ぶオープンな空間は、朝は7時から夜11時まで、まさにコンビニエントな使い勝手を誇る、文字通りのオールデイダイニング

 アラカルトのセサミバーンズのビーフチーズバーガー¥1,700(サ別)、英語表記には"grilled beef burger with cheddar cheese"と「セサミ」とは一言も出て来ないのだけど、それよりなぜ「バーンズ」と伸ばすのか? いや、そんなことより「バーンズ」と聴いて「アルヴァマー序曲」が思い浮かんだ人! 手を挙げなさい。

 そのタイトルどおり、バンズは上から下まで白ゴマがいっぱい。香ばしさと言うより、プチプチ・つぶつぶとした軽快な食感を終始発揮していて、「乗せ物」以上の存在感あり、美味。生地はてっぺんを押さえるとクーッと沈んで、またフクフクと戻るやわらかさ。弾力でなく、クッションみたいな感じ? 裏はサックリ焼いてある。口にすると舌の上に乗っかる瞬間に上品な甘〜い味がフッとするんだよねぇ。

 中はチェダーチーズが2枚、パティを挟むように上下にあり、さらに下に薄味のピクルス3、4枚、レッドオニ、鮮烈な赤を誇るトマト×2、レタス、下バンにバター。

●パティが絶品

 どこかなぁロースかなぁ。疑いなくステーキにして食べるような部位。この脂の具合、熟成の具合、旨味、やわらかさ、焼き加減――どれをとっても非の打ち所なし。とにかく滋味! 滋味! 黒胡椒以外、ソースや調味料は特にかかっていないのだけれど、本当に肉の味だけでじ〜っくりとバーガー1個いけててしまう旨さ。

 ピクルスの、控え目にしんみりと塩味を効かせた名脇役ぶり。辛さを抜いたレッドオニオンの適度な刺激。ただトマトは彩り鮮やかなれど、ややグズッとやわらか過ぎてすぐ崩れてしまい、隊形の維持という点ではマイナス。でもそのグズグズと崩れる感じが結果的にノド越しを良いものにして、バーガー全体がスーッとノドの奥に落ちてゆくのにプラスに作用していた。付け合せは、一般的なシューストリングカットのフレンチフライに、フレッシュトマトのイタリアンバジルソース。お供にカフェオレ¥950。食後のお代わりにはクッキー付き。ちょっぴりジンジャーが入っていて、後口良好!



 市井のように袋など付いてきません。最近ホテルでワザと手を汚しながら食べるのが、一種快感のようになってきている私――スヌーピーでいうピッグペン的心理。なにぶん水分過多のため、例によっての政権崩壊。と言うか、あまりに無防備な気がする――水分に対して。あらかじめレモンを浮かべたフィンガーボウルが用意されてはいるのだが、でもそんなもんで収まるベトベトさではありません。後半はノコギリ刃のナイフとフォークが助さん格さん。でも崩して食べてもおいしいものはおいしいワ。コレはコレという解釈で。

 食後、オニオンやピクルスの抑えた刺激はキレイに消えて、見事に肉の余韻だけが後口に残る。ちょっと残り過ぎな気もするが、このたまらぬ旨みはさすが場所柄、また食べたくさせる魅惑のお味。BGMはいまどきなジャズヴォーカルが、ときにスタイリッシュに、ときにエキゾティックに。

§ §

 「世界で10番目、アジア地域では初めての「パーク ハイアット」ホテルとして、1994年7月西新宿に開業」して、以来13年。特に今年は、東京を中心に外資系ホテルが大挙進出する「2007年問題」として、その激戦が予想される年ではあるけれど、しかし外資系ラグジュアリホテルの先駆的存在として、さすがその佇まいには唸らせられるものがあります。ちなみに――ホテル名の由来が「新宿中央公園の隣にあるからパークハイアット」だと思っていた私は、新年早々相当なお粗末クンで御座います。そんなマツ飾りにもなりませんナ!

 本年もどうぞ宜しく――。


2007.1.7 Y.M

posted by ハンバーガーストリート at 00:36 | TrackBack(1) | ホテル編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする